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国際教養大学
田中英道先生の「美術史」の評価一覧
【国際教養大学】田中英道先生が担当する「美術史」には、1件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星5.0点、楽単度は星5.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。
シャンアン さんの授業評価
| 学部 学科 | 国際教養学部 グローバル・スタディズ過程 |
|---|---|
| 担当の先生名 | 田中英道先生 |
| 授業種別 | 共通(一般教養) |
| 出席 | ほぼ毎回とる |
| 教科書 | 教科書なし・不要 |
| 授業の雰囲気 | - |
| テスト |
前期/中間:
テストのみ 後期/期末: テストのみ 持ち込み: 教科書ノート持ち込み不可 |
| テストの方式や難易度 | - |
| コメント 授業の内容や学べたこと |
田中英道教授は、日本の美術史界を代表する学者の一人である。 教授は美術果ては文明は、古典期を頂点としてマニエリスム、バロックへと至りその後は衰退を迎えるという史的グランドセオリーを提唱する。日本の文脈においては、それぞれ天平時代、平安時代、鎌倉時代という時代区分に対応する。日本美術の表現様式の史的展開を極めて明確に提示する点が秀逸である。 「つくる会」の元会長であった時期がクローズアップされることもあるが、教授の生来の人間的スケールに比すればこのようなスティグマ正に富士山麓に腹背する蟻ん子の如きものである。 学生を連れてのエクスカッションを好み、平泉、羽黒山はては大湯環状列石などへも該博なる知識と充実の解説をもって華麗に引率する。 田中教授の達観ともいえる超越的実存性は、聴講する数多の学生に人生への深い自問への契機を与えずにはいられない。教授の尽きせぬ知的好奇心と史的想像力は時に凡百の目には聊か暴走の嫌いもなくはない。しかし、そうだとしてもそれは、偏に我々の狭隘なる世界観に収まりきらないというだけのことなのである。 大日如来の如き心の広さをもつ田中教授であるため、単位を落とすことはないだろう。ただ「遠足」をサボるとたちどころに評価は下がるので、命に関わるような事件にでも見舞われない限り参加することをお勧めする。 |
| 授業を 受けた時期 |
- |
| 評価 |
|
(2012/01/27) [1189466]

