東京工業大学大学院

桑子敏雄先生の「社会的合意形成の理論と技術」の評価一覧

【東京工業大学大学院】桑子敏雄先生が担当する「社会的合意形成の理論と技術」には、1件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星5.0点、楽単度は星2.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。

まさる さんの授業評価

学部 学科 理工学研究科 有機・高分子物質専攻
担当の先生名 桑子敏雄先生
授業種別 共通(一般教養)
出席 ほぼ毎回とる
教科書 教科書なし・不要
授業の雰囲気 -
テスト 前期/中間: レポートのみ
後期/期末: レポートのみ
持ち込み: テストなし
テストの方式や難易度 -
コメント

授業の内容や学べたこと

[講義形式]
講義時間:木曜9時~10時半
各グループに教授やTAが着くので、学生側が緩くても無遅刻全出席が原則になり、1限がムリな人は詰む。
講義時間外の活動は皆無またはほぼないので、他の予定のジャマはしない。

[受講対象]
東工大院生で、学部や専攻は不問。
基本は社会工学系が多いが、数学や建築等の他専攻からも集まってくる。

[講義内容]
5~6人のグループワークの形式で進み、各グループに一人ずつ教授自身やそのTAがサポート役で着く。序盤は合意形成が行われた事案等の考察から始まり、行政がアップしている試料を読んだりして合意形成において大事なポイントを列挙していく。中終盤で解決方法を考案しながらスライドを作成していき、最終日に全員の前で発表をする。
グループワーク系共通の問題として、グループを組んだ学生のやる気や社交性に大きく左右される。大学柄どうしてもアクの強い奴が多いので、同調で乗り切ろうとする人やズレた発言を繰り返す言う人に当たるとつらい。もっとも実際の合意形成の現場でも、そういった面倒な連中を説得させる能力が重要になるため、その鍛錬には打ってつけとも言える。
肝心の「どうしたら対立する利害を一纏めにできるか」を教えてくれるわけではない(自分たちで考えてグループなりの結論を出して終わり)ので、人によっては「結局合意形成って何なんだ」と消化不良を感じるかもしれない。

[スライド・レポート]
スライドはの中身は、「合意形成の研修を主催するとして、その具体的なプログラムを提案する」ものになる。例えば「2泊3日形式でかんぽの宿を使う」とか旅行代理店のツアーのような具体的なプランを作り、その中身を紹介する。この講義で提案されたプログラムを実際に現場で使うこともあるらしく(本当かは分からないが…)、合意形成を学ぶのに有効かどうかは勿論、集客能力や宣伝方法、予算等に至るまで高いレベルでの実現性を求められる。10分強の発表時間なので、作るスライドも10~15枚。
発表後のレポートは、「グループワーク内で自分がどのようにグループに貢献できたか」を書いて提出。枚数は「各人が適切と判断した量」と二流企業の採用面接のようなことを言ってくる。


[受講した感想]
教授自身が合意形成のプロということもあり、多少講義内容に疑問点はあるものの、本気で受講すれば得るものは大きいと思う。
授業を
受けた時期
-
評価
充実
5
楽単
2

(2015/11/30) [1854668]

桑子敏雄先生の「社会的合意形成の理論と技術」の授業

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