東京農工大学大学院
TOYODAKOKI先生の「農学」の評価一覧
【東京農工大学大学院】TOYODAKOKI先生が担当する「農学」には、1件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星5.0点、楽単度は星5.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。
オウヤクギ さんの授業評価
| 学部 学科 | 連合農学研究科 農林共生社会科学専攻 |
|---|---|
| 担当の先生名 | TOYODAKOKI先生 |
| 授業種別 | 専門科目 |
| 出席 | たまにとる |
| 教科書 | 教科書なし・不要 |
| 授業の雰囲気 | - |
| テスト |
前期/中間:
テストのみ 後期/期末: レポートのみ 持ち込み: 教科書ノート持ち込み可 |
| テストの方式や難易度 | - |
| コメント 授業の内容や学べたこと |
2.実験方法 病害虫の一つであるセンチュウを土壌から抽出する方法としてベルマン法があるが、これは土壌すべてのセンチュウを抽出することはできないため、ベルマン法でセンチュウが検出されない場合でも農作物への影響が出る場合がある。しかし、real-time PCRを用いたDNAによる分析は定量性に優れ、土壌中の全DNAを用いるので上記のような問題は起こらないと考えられる。また、センチュウ以外の病害虫もDNAで追いつつ、目視で確認していく病害程度の二つの方法を用いて抑制効果の検証を行っている。 硝酸態窒素は、残渣施用後一カ月間の間に何度かサンプリングを行い、乾燥させた土壌から抽出し分析を行っている。 3.これまでの結果 病害虫である3大植物寄生性センチュウのネグサレセンチュウに対しての抑制効果はなかったが、ネコブセンチュウでは残渣施用後に密度低下がみられ、再現性の実証もできた。 また残渣施用処理区において、化学肥料よりも低い硝酸濃度を示した。これは残渣施用による微生物の増加によって窒素が消費されたことが要因であると推察し、微生物量(DNA量)を分析したところ、残渣(C/N30)処理区で、負の相関が得られた。したがって、残渣施用による微生物増加が硝酸態窒素の減少に寄与していると示唆された。 |
| 授業を 受けた時期 |
- |
| 評価 |
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(2018/07/03) [2958919]

