福岡大学大学院

秋山先生の「代数B」の評価一覧

【福岡大学大学院】秋山先生が担当する「代数B」には、1件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星4.0点、楽単度は星4.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。

masa さんの授業評価

学部 学科 理学研究科 応用数学専攻
担当の先生名 秋山先生
授業種別 専門科目
出席 ほぼ毎回とる
教科書 教科書なし・不要
授業の雰囲気 -
テスト 前期/中間: テストのみ
後期/期末: 授業無し
持ち込み: 教科書ノート持ち込み不可
テストの方式や難易度 -
コメント

授業の内容や学べたこと

☆講義は三部構成
1.環論の話
2.有限体とその応用
3.ジョルダンの標準形


1.では代数系のうち、環や体についての話題を扱う。
群について学習していることが望ましいが、特に前提としない。
講義内で定義の紹介と細かな証明を行うが、
(話方の影響もあり、)やや難しめ。


2.では応用的な話題を扱う。
内容は年度によって多少差があるものの
i)ISBN
ii)暗号理論
iii)デザイン
についての話題を扱う。

i)は有限体の計算ができればよい。
ii)、iii)は初学者にはかなり難しい。


3.では行列の対角化について学ぶ。
3次あるいは4次までの行列の対角化、特にジョルダンの標準形に変形することを目標とする。
講義内でも紹介をするが、入学初年度に学んだであろう、行列の固有値、固有ベクトルを算出できることを前提とする。
しかし、3.の難易度は1.2.と比べると極端に低い。入学初年度の線形代数が理解できているものにとってはかなり易しい。



毎回の講義内でミニテストを行い、出席の代わりとする。
このミニテストについては評価に加味されるものの、学習スケジュールの過密さにより、満足できる解答を書ける者は少ないので、あまり気にしすぎる必要はない。

三部構成の各部の講義が済み次第試験を行う。(中間テスト2回、本試験1回)
尚、ミニテスト同様、2回の中間テストは難しい。(ある程度の努力は必要だが、不出来を気にする必要なし。)

ただし、本試験(ジョルダンの標準形)は努力次第で、かなりの高得点が期待できる。(唯一の挽回のチャンス)
内容は(年度により差がある可能性があるが)
4次行列の固有値~固有ベクトル~対角化~ジョルダンの標準形
までを行う計算問題1題。


★総評
講義全体を通じて、内容が難しいイメージが強く、単位をとりづらいと誤解を受けやすいですが、最後まで履修し、最終試験にて挽回することが単位取得のカギです。先生も恐そうなイメージですが、とても優しい先生です。是非ともあきらめずに最後まで受講していただきたいと思います。
授業を
受けた時期
-
評価
充実
4
楽単
4

(2008/05/05) [880154]

秋山先生の「代数B」の授業

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