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関西学院大学
斉藤武先生の「高エネルギー物理学」の評価一覧
【関西学院大学】斉藤武先生が担当する「高エネルギー物理学」には、1件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星4.0点、楽単度は星4.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。
コウスケ さんの授業評価
| 学部 学科 | 理工学部 物理学科 |
|---|---|
| 担当の先生名 | 斉藤武先生 |
| 授業種別 | 専門科目 |
| 出席 | たまにとる |
| 教科書 | 教科書なし・不要 |
| 授業の雰囲気 | - |
| テスト |
前期/中間:
レポートのみ 後期/期末: レポートのみ 持ち込み: テストなし |
| テストの方式や難易度 | - |
| コメント 授業の内容や学べたこと |
自然界における基本粒子はクォーク、レプトン、それに光子などのゲージ粒子である。これらが4種類の力で相互作用している。電磁相互作用、弱い相互作用、強い相互作用、そして重力による相互作用がそれである。これらの相互作用を統一する理論はどのようなものであろうか。 現在、ゲージ対称性を第一原理とする大統一理論が考えられている。ところがゲージ対称性を原理として理論が作られていると、その対称性は理論の中によく知られている素粒子の質量が出てくるのを禁止する。質量を与えるには、知られている素粒子以外の何かがこの対称性を破らなければならない。この何かがヒッグス粒子で, 一昨年やっと発見された。ヒッグス場は宇宙空間に充満していて、ちょうど地上の重力場が上下の対称性を破るのと同様、ゲージ対称性を自然に破るものである。これを「ゲージ対称性の自発的敗れ(南部陽一郎)」という。この結果、電子などが質量を獲得する。電磁場やW, Zボソンなども生み出す。WやZボソンはβ崩壊など弱い相互作用に関与するゲージボソンである。 |
| 授業を 受けた時期 |
- |
| 評価 |
|
(2015/07/29) [1820875]

