- トップ
- 京都大学
- 「行政法第一部(総論)」を含む授業
- 仲野武志先生の「行政法第一部(総論)」の評価一覧
京都大学
仲野武志先生の「行政法第一部(総論)」の評価一覧
【京都大学】仲野武志先生が担当する「行政法第一部(総論)」には、1件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星5.0点、楽単度は星3.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。
ぴっぴ さんの授業評価
| 学部 学科 | 法学部 |
|---|---|
| 担当の先生名 | 仲野武志先生 |
| 授業種別 | 専門科目 |
| 出席 | とらない |
| 教科書 | 教科書なし・不要 |
| 授業の雰囲気 | - |
| テスト |
前期/中間:
テストのみ 後期/期末: 授業無し 持ち込み: 教科書ノート持ち込み不可 |
| テストの方式や難易度 | - |
| コメント 授業の内容や学べたこと |
仲野先生は、内閣法制局出向経験がある。その影響もあってか、行政法理論を構築するにあたっては、まず法令から出発する(そして、安易な空理空論に流れず、個別法の条文の解釈という視点を大切にするよう戒める)。一見当たり前のように思われるが、従来の行政法学界の傾向を踏まえると、野心的な試みであることがわかる。 そして、理論も研ぎ澄まされている。まず、行政法学は「分類学」であるという立場を明らかにしたうえで、法令や判例に現れる国家作用を徹底的に分類していく。しかも、これは理論的必然性のある分類である。安易な帰納法に陥ってはならないし、恣意的に特定の事象のみに分析を限定してもならない。これが可能なのは、明治以来のすべての法令・判例・学説をくまなく分析するという作業に裏打ちされているからである。そして、そのエッセンスを初学者向けにわかりやすく講義する。 ただし、行政法に関心のない向きには、退屈に映るかもしれない。 |
| 授業を 受けた時期 |
- |
| 評価 |
|
(2016/12/27) [2244005]

