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上智大学
山脇直司先生の「社会哲学?」の評価一覧
【上智大学】山脇直司先生が担当する「社会哲学?」には、1件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星2.0点、楽単度は星4.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。
ティファニー さんの授業評価
| 学部 学科 | 文学部 哲学科 |
|---|---|
| 担当の先生名 | 山脇直司先生 |
| 授業種別 | 専門科目 |
| 出席 | ほぼ毎回とる |
| 教科書 | 教科書必要 |
| 授業の雰囲気 | - |
| テスト |
前期/中間:
レポートのみ 後期/期末: テストのみ 持ち込み: 教科書ノート持ち込み不可 |
| テストの方式や難易度 | - |
| コメント 授業の内容や学べたこと |
東大の先生の授業。 科目名は社会哲学だが、内容は公共哲学をやる。公共哲学と言えば、最近流行りのマイケル・サンデルだが、先生はサンデルともお知り合い。 授業内容は、前半は古典の公共哲学者たちの考えを学ぶ。アリストテレス、トマス・アクィナス、ロック、ルソー、スミス、カント、フィヒテ、ヘーゲルといった感じ。彼らは厳密には公共哲学者ではないが、彼らの哲学の中に公共哲学的要素が入っている。後半は現代の公共哲学者たちの話。ロールズ、サンデル、ウォルツァー、ミル、ベンサム、ノージック、テイラー、リップマン、デューイなど。あと、社会学、自然科学における公共哲学ということで、デュルケーム、ギデンズ、デカルトらも。 哲学を通史的にやるので、あまり一人の哲学を掘り下げることはない。あと、先生自身の考えが語られることも少ない。範囲が公共哲学に限定されているため、隔年で開講されている同じ先生の授業「政治哲学」よりも古典学者の説明が浅い。代わりに、ロールズやリップマンなどを詳しくやる。 しかし、どう考えても、「政治哲学」より授業が雑。先生の専門はこちらのはずなので、もっとしっかりやってもらいたい。授業が学者名と、その学者の哲学のキーワードの羅列になっていて理解に困る人もいるだろう。哲学初学者には、より一人一人の哲学の説明が丁寧な「政治哲学」をオススメする。 教科書もこの授業の『公共哲学を学ぶ』より、「政治哲学」の『ヨーロッパ社会思想史』のほうが哲学の理解はしやすい。しかし、公共哲学の要素を考えると、こちらの授業の教科書を買う必要がある。 評価はレポートとテスト。レポートは前半に学んだ学者から好きな人を選び、それについて書く。3000字程度。テストは論述式でわりとオーソドックス。自分の考えを書く問題も出る。評価は甘い。 先生は日本哲学界の権威。スピーチはあまりうまくないが、本は分かりやすい。 |
| 授業を 受けた時期 |
- |
| 評価 |
|
(2011/10/15) [1188741]

