新潟大学

河内裕先生の「先端医科学研究概要」の評価一覧

【新潟大学】河内裕先生が担当する「先端医科学研究概要」には、1件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星5.0点、楽単度は星4.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。

Just さんの授業評価

学部 学科 医学部 医学科
担当の先生名 河内裕先生
授業種別 共通(一般教養)
出席 ほぼ毎回とる
教科書 教科書なし・不要
授業の雰囲気 -
テスト 前期/中間: テストのみ
後期/期末: レポートのみ
持ち込み: 教科書ノート持ち込み可
テストの方式や難易度 -
コメント

授業の内容や学べたこと

慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease: CKD)は、糸球体の濾器機能を示す指標であるGFRが60ml/min (正常の60%)以下になった低下した状態、もしくは持続する蛋白尿を示す状態と定義されていますが、CKD患者さんは、慢性腎不全の予備軍と考えられており、その総患者数は、約1.300万人(日本人全人口の8人に1人)と報告されています。

腎臓の主な役割は、尿を作ることです。生きていくための代謝で生じた老廃物を尿として排泄する一方で、身体に必要な蛋白質は尿中に漏らさないようにしています。このための濾過装置が糸球体と呼ばれる構造物です。糸球体は、人の場合1つの腎臓に約100万個存在しています。“蛋白尿”は、糸球体の濾過バリアーがうまく機能していない状態を示しています。糸球体の下流には、尿細管と呼ばれる管があります。糸球体で濾過された尿の元(原尿)に蛋白質が多く含まれていると、尿細管は、その蛋白質を再吸収して体に戻そうとします。この作業は、尿細管に過重な負荷をかけることになり、尿細管も傷んでいきます。それが続くと、腎臓全体が壊れていきます。蛋白尿は、糸球体濾過バリアの障害示しているだけでなく、蛋白尿自体が、腎不全へと進行させる最も重要な悪化因子となっていると考えられています。
授業を
受けた時期
-
評価
充実
5
楽単
4

(2018/03/07) [2736848]

河内裕先生の「先端医科学研究概要」の授業

評価・口コミを友達にシェアする

Twitter LINE

早めの就活対策

2027年卒 インターン人気企業ランキング
OB/OG訪問ネットワーク【ビズリーチ・キャンパス】