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青山学院大学
浅田統一郎先生の「経済動学」の評価一覧
【青山学院大学】浅田統一郎先生が担当する「経済動学」には、1件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星5.0点、楽単度は星5.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。
ワルラス的価格調整 さんの授業評価
| 学部 学科 | 経済学部第二部 経済学科 |
|---|---|
| 担当の先生名 | 浅田統一郎先生 |
| 授業種別 | 専門科目 |
| 出席 | ほぼ毎回とる |
| 教科書 | 教科書必要 |
| 授業の雰囲気 | - |
| テスト |
前期/中間:
テストのみ 後期/期末: テストのみ 持ち込み: 教科書ノート持ち込み可 |
| テストの方式や難易度 | - |
| コメント 授業の内容や学べたこと |
出席は毎回(遅刻しても出席票はもらえる)、試験は前後期で自筆ノートのみ持ち込み可。授業は基本的に自著の教科書の説明を忠実になぞるだけだが、一応説明に緩急はつけているようだ。講義は理論中心で淡々と進められ、経済の現実の動きについての話は前期の最初の数回を除いてほとんどない。当然板書もグラフと数式展開がメインになるが、別に高度な数学テクニックを駆使するわけではなく、説明の表現上数式が多いというだけのこと。 07年度講義内容は、前期がGDP概念の復習、ハロッド=ドーマー、新古典派成長理論。後期は消費と投資に関するいくつかのトピックスとIS-LM、AD-AS分析など。試験は「~について説明せよ」という論述形式で大問が2つ。前期は1.実質GDPと名目GDPの違い、2.新古典派成長理論について。後期は1.ポストケインジアンの成長・分配モデル、2.危険逓増の原理。前期は特に2.が短時間でまとめるには重量級のテーマだったが、後期は小粒化した感じ(後期に時間をかけて説明した重複世代モデルやトービンのQが出なかったのはやや意外であった)。出題内容は授業そのままであるし、自筆ノート持込可なので、「手も足も出ない」ということはないと思う。 本講義のメインの解説対象である成長理論や消費・投資の中級トピックスは、平澤先生のマクロ講義で触れられていない部分なので、マクロ理論全般に興味がある人、資格試験・進学等の準備のためマクロ経済学の全分野を満遍なく勉強しておきたい人には特に有用。また、講義内容をきちんと理解するには、ミクロ経済学の消費者理論(異時点間の最適化)と企業理論(生産関数)の知識が必要だろう。 |
| 授業を 受けた時期 |
- |
| 評価 |
|
(2008/04/28) [871024]

