青山学院大学

長谷川秀司先生の「経済統計」の評価一覧

充実
3
楽単
5
【青山学院大学】長谷川秀司先生が担当する「経済統計」には、1件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星3.0点、楽単度は星5.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。

ワルラス的価格調整 さんの授業評価

学部 学科 経済学部第二部 経済学科
担当の先生名 長谷川秀司先生
授業種別 専門科目
出席 とらない
教科書 教科書なし・不要
授業の雰囲気 -
テスト 前期/中間: テストのみ
後期/期末: テストのみ
持ち込み: 教科書ノート持ち込み可
テストの方式や難易度 -
コメント

授業の内容や学べたこと

出席確認なし、試験は前後期とも配布資料のみ持込可。レジュメは授業2回につき1回配布程度のペース。講義内容は、官庁統計中心に経済統計の仕組みや見方を解説するもの。担当の先生は内閣府GDP統計作成部署の人だが、役所の裏話は残念ながらほとんどない。レジュメは講義内容の要約と実際の統計資料の抜粋等で構成されており、比較的まとまっているので知識の整理にも使えるが、板書は雑然としていて、話も上手くないためノートは取りにくい。

試験は、前後期とも穴埋め・計算問題・論述という構成。穴埋めは、レジュメを注意深く探せば答えは見つかる。計算問題は、前後期ともラスパイレス・パーシェ・連鎖方式物価指数の計算問題(指数論が好きらしく、「指数問題は出来るようになって欲しい」と何度も明言していた)。論述は、前期がインフレ・デフレの各経済主体への影響、後期が輸入物価上昇とGDPデフレーターでみたホームメイドインフレの関係。これらの話はレジュメには書いていないのでノートを見返しておくほかないが、輸入物価の話は最後の授業で触れたので、出席していた人はラッキーだったと言えよう。

日々の日経新聞に掲載されるような国内経済統計のほとんどは本講義でカバーされるので、この方面に興味がある人にとっては実用度は高く、お勧め。また、統計学・計量経済学の知識は前提としておらず、(一部開講の同名講義に比べ)体系立っていないため、各回が一話完結的かつ理屈の理解もほとんど要求されない。このため、授業内容をパッチワーク的にでもいいから覚えこんでおけば単位は取れると思う。一方、各種統計を満遍なく概観していく講義展開なので、既に勤務先などで経済統計に接していて、より深い解説を求める人にはやや物足りないかもしれない。
授業を
受けた時期
-
評価
充実
3
楽単
5

(2008/05/04) [878957]

長谷川秀司先生の「経済統計」の授業

評価・口コミを友達にシェアする

Twitter LINE

早めの就活対策

2027年卒 インターン人気企業ランキング
OB/OG訪問ネットワーク【ビズリーチ・キャンパス】