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東京大学
糊澤能生先生の「比較農業法」の評価一覧
【東京大学】糊澤能生先生が担当する「比較農業法」には、1件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星4.0点、楽単度は星4.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。
RyU さんの授業評価
| 学部 学科 | 農学部 環境資源科学過程 |
|---|---|
| 担当の先生名 | 糊澤能生先生 |
| 授業種別 | 専門科目 |
| 出席 | とらない |
| 教科書 | 教科書なし・不要 |
| 授業の雰囲気 | - |
| テスト |
前期/中間:
授業無し 後期/期末: テストのみ 持ち込み: 教科書ノート持ち込み不可 |
| テストの方式や難易度 | - |
| コメント 授業の内容や学べたこと |
農業法の分野の中で、主として土地に関する制度を比較法の観点から講義する予定であるが、日本の農地法制が話の中心となることを予めお断わりしておく。 まず明治期における近代的土地所有法制の導入とその帰結を見たうえで、確立期日本資本主義の構造的特質を規定した地主的土地所有について検討する。その後の資本主義の発展に伴う構造変化と、地主制の上からの改革動向、総力戦体制下での土地所有法制の展開を跡付けることにより、戦後農地改革の歴史的与件を確認する。 次に戦後改革の一環としてなされた農地改革を、歴史的断絶と継承、ならびに東欧・アジア諸国の土地改革との比較という視点から検討し、農地改革の成果を固定する目的で制定された農地法の構造を理解し、その改正と農用地利用増進法の制定をフォローして、農地の集団的自主的管理という、利用権制度設計の根幹にあった発想を確認する。あわせてドイツ・オーストリアの農林地取引法、スイスの連邦農民土地法との比較を行う。 さらに高度経済成長の展開を背景に出された計画法制を、ドイツの建設法典、自然保護法制の規定と比較しつつ分析する。 最後に今後の農地法制の展望を、農業の担い手のあり方や、農法の視角から検討する。 |
| 授業を 受けた時期 |
- |
| 評価 |
|
(2009/04/22) [1039451]

