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東北学院大学先生の「東北学院大学卒業式の答辞【平成30年3月26日】」の評価一覧
【東北学院大学】東北学院大学先生が担当する「東北学院大学卒業式の答辞【平成30年3月26日】」には、1件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星3.0点、楽単度は星3.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。
あしのゆたか さんの授業評価
| 学部 学科 | 全学科 全学部 |
|---|---|
| 担当の先生名 | 東北学院大学先生 |
| 授業種別 | その他 |
| 出席 | とらない |
| 教科書 | 教科書なし・不要 |
| 授業の雰囲気 | - |
| テスト |
前期/中間:
テスト・レポート両方なし 後期/期末: テスト・レポート両方なし 持ち込み: テストなし |
| テストの方式や難易度 | - |
| コメント 授業の内容や学べたこと |
http://www.tohoku-gakuin.ac.jp/info/top/180404-1.html 「平成29年度東北学院大学の卒業式」では、答辞が行われたが、秋卒業式では答辞が行われなかった。私が秋卒業式の答辞を行うなら、こんな答辞を読みたいとの思いで、私案を示す。 (大学教育の意義) 我々は、ご案内の通り、学生一人一人の意思によって選択された、学びの多様性のもと、研究に励んできました。我々が身を置いてきた、大学教育は、それぞれの専門分野の知識を習得することのみが、達成すべき目標ではありません。それぞれの専門分野に関係なく、共通して達成すべき目標としていることは、論理的、合理的な思考を高めることであり、これらの思考が欠如していては、より高度な専門分野に関しての研究などできません。要は、この論理的思考、合理的思考、考える力が、より高度なそれぞれの専門分野での研究の礎になるということであると同時に、人として生きる力になるのであります。 ここまでに、秋卒業に対する批判にみられるようなことを指摘しましたが、このようなことと本質を同じくすることが、世の中にはびこっております。例を挙げれば、本学の吉田新助教授が取りむような性の多様にかかわる問題、同じく黒坂助教授が取り組む公害や優生保護法の問題。秋卒業を批判することとこれらの社会問題に共通することは何かと問われれば、それは、多様性の否定、差別、偏見であります。このような、人類が最も憎むべき、多様性の否定や差別、偏見から起因する問題の解決策は、何でありましょうか。それは、暴力や実力行使などによらずに、理論的に、合理的に、弁論によって立ち向かうことであります。ここまでの見解に基づけば、大学教育の本旨ともいうべき論理的思考、合理的思考、考える力の涵養こそが、人として生きる力になるということは火を見るよりも明らかでありましょう。この考える力の涵養こそが、大学教育の存在意義といえるのではないでしょうか。 |
| 授業を 受けた時期 |
- |
| 評価 |
|
(2018/12/03) [3013131]

