東洋大学

大鹿勝之先生の「哲学」の評価一覧

充実
5
楽単
4
【東洋大学】大鹿勝之先生が担当する「哲学」には、1件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星5.0点、楽単度は星4.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。

JBT さんの授業評価

学部 学科 文学部第一部 哲学科
担当の先生名 大鹿勝之先生
授業種別 共通(一般教養)
出席 ほぼ毎回とる
教科書 教科書必要
授業の雰囲気 -
テスト 前期/中間: レポートのみ
後期/期末: レポートのみ
持ち込み: テストなし
テストの方式や難易度 -
コメント

授業の内容や学べたこと

かなり見にくいプリントでの講義。
しかしプリントの中身はかなり充実。授業を聞かなくてもかなり理解できるが、如何せん抽象的な表現の塊であるため、相応の読解力が不可欠。「人間とはなにか」という大幹のもと、プラトンやディオゲネス・ラエルティオスなどの著名な哲学者の考えに触れつつ人間存在の追求を図る。

プラトンの『国家』文中、洞窟の比喩などの割合初歩に当たる部分から学ぶことが出来るため、哲学の入門としてもなかなか優秀。しかし、形相(エイドス)やイデアなどの超初歩用語には満足な説明は得られないため、多少の哲学的知識を最初から持ち合わせていないとそれなりに苦戦すると思われる。

教授の話は抑揚が薄く集中しづらい。話そのものがあまり上手くないものとみられるが、授業中に度々挟まれる映像資料などわかりやすく楽しい講義を目指す姿勢が嬉しい。また、教授の読解力(洞察術?)が高いため、わからないところが出てきたら質問内容がまとまらなくても断片的な疑問を話すだけで欲しい答えが得られるのも大変ありがたかった。

成績評価はレポート(300文字以上)で、「人格の同一性について」ほかいくつかのテーマから各人が選んで書くことが出来る。テーマはすべて講義中に扱ったものなので、講義についていけていれば筆は進むはず。

初回から数回の講義では、滑り込みで履修登録をしたらしい学生が何人もボソボソと小声で「わからない」と話しているのが耳に入ってきた。実際先述したとおりある程度の哲学的知識と論理思考能力及び読解力を持ち合わせていなければかなり辛いものがあるので、少なくとも高校時代に国語が苦手だった人にはおすすめできない。
授業を
受けた時期
-
評価
充実
5
楽単
4

(2014/08/18) [1582463]

大鹿勝之先生の「哲学」の授業

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