- トップ
- 日本大学
- 「英米文学演習(夏期スクーリング)」を含む授業
- 山下登子先生の「英米文学演習(夏期スクーリング)」の評価一覧
日本大学
山下登子先生の「英米文学演習(夏期スクーリング)」の評価一覧
【日本大学】山下登子先生が担当する「英米文学演習(夏期スクーリング)」には、1件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星5.0点、楽単度は星4.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。
crownknight さんの授業評価
| 学部 学科 | 通信教育部(文理学部) 文学専攻(英文学) |
|---|---|
| 担当の先生名 | 山下登子先生 |
| 授業種別 | ゼミナール |
| 出席 | ほぼ毎回とる |
| 教科書 | 教科書なし・不要 |
| 授業の雰囲気 | - |
| テスト |
前期/中間:
テストのみ 後期/期末: テストのみ 持ち込み: 教科書ノート持ち込み不可 |
| テストの方式や難易度 | - |
| コメント 授業の内容や学べたこと |
いくつかある英米文学演習の内の一つです。 先生は非常に温厚で優しい方でした。 19世紀後半~20世紀初のイギリス人作家、トマス・ハーディの『日陰者ジュード』の購読がメインです。 教科書: 夏期スク受講者には原書の一部コピーが送られてきます。購入の必要はありません。 しかし、原書だけだと非常にキツイので、絶対に日本語版を用意しておきましょう。大きめの図書館なら借りられるかと。 予習: 英文の下調べが予習とのことですが、やっていかなくても何とかなります。(最悪授業中に読み進められます) ただ『日陰者ジュード』のあらすじは理解しておくべきでしょう。原書の英語は非常に難しいので、自分一人で英文を読もうとすると挫折するかも。 授業: この授業は75分を一つのセットで行われていきます。つまり、休憩が頻繁にとれます。その都度出席チェックがあるので抜け出したりすることは不可能です。 初日にまず6人程度でグループをつくり、そのグループを中心に三日間活動していくことになります。 授業の進行としては当てられた人が日本語の訳を言い、その後先生が訳と説明を加えていくというスタイルです。ある程度進んだら、グループごとに本文の音読やわからない部分を補完しあったりします。 以上の形式で購読していくのは、コピーとして渡された部分の3分の2程度。残りの3分の1はグループごとに購読し、要約を考えて発表し合います。これが三日目に行われますが、6人もいるので自分一人で読む部分はそれほど長くありません。 テスト: グループ発表(と言っても担当箇所の音読と要約を言うだけ)のあと、テストが行われます。 内容は本文の和訳と内容説明。ちゃんと授業を聞いていて、英文の構造も把握していればまず問題ありません。また辞書持ち込み可なので、難しい単語を覚えておく必要もありません。 総合: 北原先生のアメリカ文学史同様、難解な英文の読解が大学受験を思い出させてくれます。ハーディの文章は、分詞構文やら関係代名詞やら従属接続詞やらでとにかくピリオドを遠ざけてくれます。そういう英文のSVOCを読み解くのが好きだという方は面白く感じるでしょう。 |
| 授業を 受けた時期 |
- |
| 評価 |
|
(2016/08/22) [2206306]

