武蔵大学

伊藤泰雄先生の「哲学概説」の評価一覧

充実
3
楽単
1
【武蔵大学】伊藤泰雄先生が担当する「哲学概説」には、1件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星3.0点、楽単度は星1.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。

こーさく さんの授業評価

学部 学科 経済学部
担当の先生名 伊藤泰雄先生
授業種別 その他
出席 ほぼ毎回とる
教科書 教科書なし・不要
授業の雰囲気 -
テスト 前期/中間: テストのみ
後期/期末: テストのみ
持ち込み: 教科書ノート持ち込み不可
テストの方式や難易度 -
コメント

授業の内容や学べたこと

3年次以下は前期「哲学概論」・後期「宗教学概論」と授業名が異なっているため、履修の際は注意すること。
各期とも違うテーマをやるのかと思われがちだが、実際はつながっている。
教職課程履修者にとって修羅場とも言うべき思想系の授業(「哲学」「倫理学概説」「政治学」など)だが、
ここを潜り抜けないと資格取得の条件を満たせないので手抜きは許されない。

授業内容はかなり抽象的(デカルト二元論・ソシュールの構造主義など)で、講師の言っていることは一度聞き漏らすと全てが分からなくなる。
毎回講義終了後に「コメントペーパー」と名乗るその日に習った学習内容を要約させられ、書き終わるまで帰れない。
それが出席の代わりとなり、教育実習や天災等の理由がない限り授業の2/3出席しなければテストが受けられない。
更に講師の研究内容(身体と世界について)とも絡ませて取り扱うので、
授業から逃げ出したくなるような気持ちを抱くだろう。
そのため、あまりオススメできる科目ではない。
いわゆる最難関私立大学入試の現代文(論説)に出てくるようなテクニカルターム(専門用語)や背景知識を分かっていないと、
授業理解は難しいものだろう。
事実、毎年毎回出席したのにも関わらず7割が落ちて涙を飲む。
まさに「最恐」の授業である。

しかし個人的にはの物事に対する視点が広がり、
生き方や思想を含め実にカッコいい講師だった。
やる気が無くて学生の立場を考慮しないという悪評が流れているようだが、
実は知れば知るほど深みにハマる人間的な魅力を隠し持っている。

尚、もしこの授業を履修するとしたら、
明治書院発行の大前誠司著「入試現代文読解のキーワード300」を読んでおくと理解が捗りやすい。
大きな書店に行くと、大学入試の現代文コーナーにほぼ陳列されている。
授業を
受けた時期
-
評価
充実
3
楽単
1

(2007/04/04) [532764]

伊藤泰雄先生の「哲学概説」の授業

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