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名古屋大学
浅野秀文先生の「材料物性学」の評価一覧
【名古屋大学】浅野秀文先生が担当する「材料物性学」には、1件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星4.0点、楽単度は星2.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。
murase さんの授業評価
| 学部 学科 | 工学部 物理工学科 |
|---|---|
| 担当の先生名 | 浅野秀文先生 |
| 授業種別 | 専門科目 |
| 出席 | とらない |
| 教科書 | 教科書なし・不要 |
| 授業の雰囲気 | - |
| テスト |
前期/中間:
テスト・レポート両方なし 後期/期末: テストのみ 持ち込み: 教科書ノート持ち込み不可 |
| テストの方式や難易度 | - |
| コメント 授業の内容や学べたこと |
結晶の結合 結晶は原子や分子が互いに結合することで周期的な構造を形成している。イオン結合、金属結合、共有結合などさまざまな結合について、その起源と特徴を学ぶ。 ○ 第2週:単原子格子の振動 結晶における格子振動は、原子間の間隔の粗密が波のように伝搬するようすで理解できる。ここ では、1種類の原子からなる結晶の振動現象を、波数ベクトルと弾性定数で表されることを学ぶ。 ○ 第3週:2原子格子の振動 2種類の原子からなる格子の振動は、それぞれの原子が一連で振動する場合と、逆位相で振動す る場合があり、単原子格子とは異なる振る舞いをする。ここではこれら2つのモード(音響モー ド、光学モード)における波数ベクトル依存性について理解する。 ○ 第4週:格子振動の量子化、フォノンの運動量 量子力学では、さまざまな現象を微細に観察すると、物性値は連続的ではなくとびとびの値とし て得られる(量子化)。格子振動も量子化され、それをフォノンと呼ぶ。ここでは、フォノンの意 味を理解し、フォノンのもつ運動量を学習する。 ○ 第5週:格子比熱(アインシュタイン・モデル) 温度の変化に従って格子振動の様子も変化し、固体内のフォノンの寄与も変化する。この変化は 格子比熱として現れる。アインシュタイン・モデルでは、それぞれの原子が個別に振動すると考 えるモデルであるが、ここではアインシュタイン・モデルにより固体中のどのような状態のフォ ノンが存在するか、また、それにより予測される格子比熱の温度依存性について学習する。 ○ 第6週:格子比熱(デバイ・モデル) 原子は必ずしも個別に振動するのではなく、近接する原子と調和しながら振動する。このような モデルをデバイ・モデルと呼ぶ。ここでは、デバイ・モデルでのフォノンの状態密度および格子 比熱の変化について学習する。また、デバイ・モデルとアインシュタイン・モデルの相違点と適 用可能な条件についても理解する。 |
| 授業を 受けた時期 |
- |
| 評価 |
|
(2020/12/24) [3713188]

