明治大学

松山直樹先生の「応用測度論」の評価一覧

充実
4.5
楽単
1
【明治大学】松山直樹先生が担当する「応用測度論」には、2件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星4.5点、楽単度は星1.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。

LB さんの授業評価

学部 学科 総合数理学部 現象数理学科
担当の先生名 松山直樹先生
授業種別 専門科目
出席 たまにとる
教科書 教科書必要
授業の雰囲気 -
テスト 前期/中間: テスト・レポート両方なし
後期/期末: テストのみ
持ち込み: 教科書ノート持ち込み不可
テストの方式や難易度 -
コメント

授業の内容や学べたこと

他大学では普通4単位以上の時間をかけてやる内容を2単位分に凝縮しているため、かなりスピードが速い。純粋数学の色彩が濃いので、集合や写像に関する知識・計算に十分慣れておく必要がある(トポロジーを履修するなど)。教科書やその他の測度論の参考書を参照しながら予習or復習をしないとほぼ理解できずに終わる。可測函数(=確率変数)に関することがメインかと思いきや、講義の最後が駆け足になり、実際は測度・外測度の性質と構成に関することに比重が置かれていた(他年度がどうなのかは不明)。期末試験対策は、主要な用語や記号の定義を覚えて理解し、小テストをよく復習すること(小テストと同じ問題または類題が出るため。ただしそれ以外の問題も半分くらい出る)。また、数回にわたる小テストは出席票代わりになっている模様。

令和元年度期末試験の内容は次の通り。持ち込み不可。B4用紙3枚、縦方向印刷。1枚目に問1(1),(2)、2枚目に問1(3),問2、3枚目に問3,4の問題と解答欄が各用紙の左右に印刷されている。問1(1)は有限加法的測度から誘導されるカラテオドリ外測度と、そこから誘導される可測集合の定義を答え、可測集合が(有限)加法族であることを証明する問題(この講義において可測集合とは、σ-加法族の元のことではなく、外測度mに対して定まる集合{E⊂Ω | (∀A⊂Ω) m(A∩E)+m(A∩(E^c))=m(A)}のことをさす。以下の問題でも同様)。(2)は外測度が0の集合が可測集合に属することを証明する問題。(3)はB⊂Ωに対してあるA⊂Ωが存在してAとBの対称差の外測度が0となるとき、Bが可測集合の元であることを証明し、Aの外測度とBの外測度が等しくなることを証明する問題。問2は単調減少な任意の集合列A_1,A_2,…⊂Rとルベーグ測度μに対してlim[n→∞] μ(A_n)=μ(lim_[n→∞] A_n)が成り立つか否かを理由付きで答える問題。問3はσ-加法族の定義を答え、集合Ω={1,2,3,4}のσ-加法族がいくつ定義できるかを求める問題。問4は単函数を用いたルベーグ積分の定義を答え、その定義を用いてルベーグ空間([0,1],F_[0,1],λ)上の可測函数X(ω)=aω (a>0, ω∈[0,1]) の積分∫_[0,1] X dλ を求める問題(この講義においてルベーグ空間とは、L^p空間のことではなく、R上にルベーグ測度が定義されているような空間のことをさす)。
授業を
受けた時期
-
評価
充実
5
楽単
1

(2019/08/01) [3370004]

1en1gma さんの授業評価

学部 学科 総合数理学部 現象数理学科
担当の先生名 松山直樹先生
授業種別 専門科目
出席 たまにとる
教科書 教科書必要
授業の雰囲気 -
テスト 前期/中間: レポートのみ
後期/期末: テストのみ
持ち込み: 教科書ノート持ち込み不可
テストの方式や難易度 -
コメント

授業の内容や学べたこと

ルベーグ積分/確率測度の定義など。パワポにより行われる。
授業を
受けた時期
-
評価
充実
4
楽単
1

(2016/02/14) [1906560]

松山直樹先生の「応用測度論」の授業

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