明治大学

山口泰司先生の「哲学特論」の評価一覧

充実
4
楽単
2.5
【明治大学】山口泰司先生が担当する「哲学特論」には、3件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星4.0点、楽単度は星2.5点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。

fine さんの授業評価

学部 学科 文学部 文学科
担当の先生名 山口泰司先生
授業種別 その他
出席 ほぼ毎回とる
教科書 教科書必要
授業の雰囲気 -
テスト 前期/中間: レポートのみ
後期/期末: レポートのみ
持ち込み: テストなし
テストの方式や難易度 -
コメント

授業の内容や学べたこと

レポートは本を読んで。内容に興味を持てる方なら大丈夫。
授業を
受けた時期
-
評価
充実
3
楽単
3

(2012/04/27) [1257685]

kokoko さんの授業評価

学部 学科 文学部 文学科
担当の先生名 山口泰司先生
授業種別 専門科目
出席 ほぼ毎回とる
教科書 教科書必要
授業の雰囲気 -
テスト 前期/中間: レポートのみ
後期/期末: レポートのみ
持ち込み: 教科書ノート持ち込み可
テストの方式や難易度 -
コメント

授業の内容や学べたこと

シュリ・オーロンド氏の著作、『神の生命』について後期学びます。著作は難解で哲学に興味のない人には苦痛以外の何物でもないでしょう。ただそこに書かれていることは非常に有意義であり、己の矮小な世界観を解き放つ力を持っていることは間違いありません。
生命とは無です。無から生まれ無に帰っていくだけの存在です。
しかし人間はどうでしょうか。パスカルが「人は考える葦である」と的確に表しているように人間には「思考」というものが存在しています。ここにおいての思考とは積み上げる事の出来るものです。動物も思考できるでしょう。しかしてそれを積み上げることは出来ていない。故に彼等は神の天秤から逃れることは出来ない。(だからといって人間にだけ価値があるということではありません)
人間はその天秤から降りることを許された唯一の存在です。では何故それを許されたのか。許された人間はどのように生きていけばいいのか。それを、神という超越者との関係から考えていく講義である、と私は解釈しています。
おそらくその答えは出ないでしょう。出せたとしても暫定的なものでしかありません。しかし、それを考えることにこそ意味があるのです。否定、肯定を繰り返しさらなる調和を求めること、低次のものを切り捨てないこと、その絶え間なき思考の連続こそが必要なのです。例えばニーチェは超人思想において更なる高みを目指すことの必要性を説いていますが、彼は弱者を切り捨ててしまいました。故にナチズムと結合して惨憺たる結果を残してしまったわけです。高次だけを追い求めるのではなく、低次を引き上げることが必要なのです。それを可能にするのは何でしょうか。
パスカルの言葉を借りると、それは「一つの小さな愛の業」であり、それを考えていくことが必要なのではないでしょうか。

学び、考え、成長することが人間の喜びです。それは共同体における一義的なものだけではないはずです。
たまには単位を取るだけの講義や、実利的な知識を得る講義だけでなく、このような思考をしてみるのも豊かな人生の獲得のためにはいいのではないでしょうか。
授業を
受けた時期
-
評価
充実
5
楽単
3

(2007/01/29) [486399]

toku さんの授業評価

学部 学科 文学部 文学科
担当の先生名 山口泰司先生
授業種別 共通(一般教養)
出席 たまにとる
教科書 教科書必要
授業の雰囲気 -
テスト 前期/中間: テストのみ
後期/期末: テストのみ
持ち込み: 教科書ノート持ち込み不可
テストの方式や難易度 -
コメント

授業の内容や学べたこと

授業は教科書の内容ですが、この教科書が割りときついです。
レポート書くのも一苦労です。
そして何よりも困るのが、がんばってレポート書いてテスト受けて単位くれないってどういうこと。。
授業を
受けた時期
-
評価
充実
4
楽単
2

(2006/04/09) [344318]

山口泰司先生の「哲学特論」の授業

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