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東京理科大学
横田智巳先生の「微分方程式論」の評価一覧
【東京理科大学】横田智巳先生が担当する「微分方程式論」には、2件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星5.0点、楽単度は星3.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。
KANACHU さんの授業評価
| 学部 学科 | 理学部第一部 数学科 |
|---|---|
| 担当の先生名 | 横田智巳先生 |
| 授業種別 | 専門科目 |
| 出席 | とらない |
| 教科書 | 教科書必要 |
| 授業の雰囲気 | - |
| テスト |
前期/中間:
授業無し 後期/期末: テストのみ 持ち込み: 教科書ノート持ち込み可 |
| テストの方式や難易度 | - |
| コメント 授業の内容や学べたこと |
【内容】 常微分方程式の解法について学ぶ.解析学の研究の舞台である偏微分方程式論の基礎となる科目である.この講義で紹介する手法の多くは最先端の研究でも使われる重要なものである.1階線形方程式, 2階線形方程式, 基本解系など常微分方程式論の基本を講義する.生物モデルにも触れる. 【到達目標】 1. 指数関数をかけることで1階線形方程式を解くことができる. 2. 逐次近似法, 定数変化法を用いて1階線形方程式を解くことができる. 3. 行列の指数関数を用いて2階連立方程式を解くことができる. 4. 具体的な常微分方程式に対して, 基本解系の導出とその正規化ができる. 5. LotkaーVortella系について, 相図を用いて現象の予測ができる. 【履修上の注意】 1,2年次の解析学系の講義で得た知識と行列演算の知識を必要とする. 積分記号下の微分, 級数の収束に関する議論などを復習しておくこと. 【成績評価方法】 レポート及び試験で評価するが, 1限の講義であるため出席点も加味する. 【教科書】 岡沢登, 『計算を楽しむ微分方程式入門』, 東京理科大学理学部数学教室. 生協で販売される. 試験において持込を許可する場合がある. 【参考書】 教科書は非常に詳しく書かれているので, 教科書だけあれば十分である. 【備考】 1. 横田先生の講義は非常に分かりやすいのでよく聞けば100%理解できる. 雑談を入れることがあるが面白い話をしてくれる. 例えば「風邪とカツ丼」の話は毎年担当講義で話しているようだ. 2. 時間が余った回は研究を志す学生の為になる問題を出題する. 逆行列 (逆作用素) に関する話であるが, 数学でありがちな突如現れる式に対する「なぜこの式を思いついたのか」「なぜこのように定義することを思いついたのか」という疑問への答の1つを与える. |
| 授業を 受けた時期 |
- |
| 評価 |
|
(2017/10/11) [2626278]
TOKYU さんの授業評価
| 学部 学科 | 理学部第一部 数学科 |
|---|---|
| 担当の先生名 | 横田智巳先生 |
| 授業種別 | 専門科目 |
| 出席 | とらない |
| 教科書 | 教科書必要 |
| 授業の雰囲気 | - |
| テスト |
前期/中間:
授業無し 後期/期末: テストのみ 持ち込み: 教科書ノート持ち込み不可 |
| テストの方式や難易度 | - |
| コメント 授業の内容や学べたこと |
東京理科大学の教員の中でトップクラスに分かりやすい授業を行う横田智巳准教授の講義. 後期のみ開講. 微分方程式論は例年カリキュラムにブレがあり, 前期に「微分方程式論1」, 後期に「微分方程式論2」がある年もあれば後期に「微分方程式論1」だけがある年もあるが, 2016年度は後期のみで「微分方程式論」という名称になった. この講義で扱うのは常微分方程式で, 偏微分方程式は全く扱わない. そっちは数学研究でやるので問題ないが. 具体例はほぼなく, 一般論を論じ解の存在や一意性を1つ1つ示していく. 具体例は演習で行う. 演習付きの為か単位は3.0と他の3年の専門科目より少し多い. 終盤で生物競争モデルが例として扱われる. 教科書は岡沢登著『計算を楽しむ微分方程式入門』 (理科大の生協で販売). 横田先生の師匠である. この本は明らかに手製で, ページ上部に章番号や節番号が書いてないので該当ページを探すのが手間だが悪い本ではない. 良い講義なのだが2016年度は1限に開講されていたため, 朝に弱い学生には辛かったと思われる. |
| 授業を 受けた時期 |
- |
| 評価 |
|
(2017/02/09) [2277373]

