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慶應義塾大学大学院
小池康博先生の「総合科学セミナー」の評価一覧
【慶應義塾大学大学院】小池康博先生が担当する「総合科学セミナー」には、2件の授業評価が寄せられています。授業の充実度は星4.0点、楽単度は星5.0点です。会員登録・ログインをして、在学生による評価とシラバスの内容をもとに、授業の選択・履修登録の参考にしましょう。
N さんの授業評価
| 学部 学科 | 理工学研究科 |
|---|---|
| 担当の先生名 | 小池康博先生 |
| 授業種別 | 共通(一般教養) |
| 出席 | ほぼ毎回とる |
| 教科書 | 教科書なし・不要 |
| 授業の雰囲気 | - |
| テスト |
前期/中間:
テスト・レポート両方なし 後期/期末: レポートのみ 持ち込み: テストなし |
| テストの方式や難易度 | - |
| コメント 授業の内容や学べたこと |
毎回出席して感想を提出。期末レポート有り。 |
| 授業を 受けた時期 |
- |
| 評価 |
|
(2020/03/29) [3533106]
てつや さんの授業評価
| 学部 学科 | 理工学研究科 |
|---|---|
| 担当の先生名 | 小池康博先生 |
| 授業種別 | 共通(一般教養) |
| 出席 | ほぼ毎回とる |
| 教科書 | 教科書なし・不要 |
| 授業の雰囲気 | - |
| テスト |
前期/中間:
レポートのみ 後期/期末: 授業無し 持ち込み: テストなし |
| テストの方式や難易度 | - |
| コメント 授業の内容や学べたこと |
近年、世界的なグローバリゼーションの波とインターネット、バイオテクノロジー等の新産業の創出等の大きなうねりは、従来型の社会構造を大きく変えようとしている。それに伴い、理工学部を卒業した学生は、物理、化学、電気、機械等の専門家になるというだけの時代ではなくなってきた。 本講義では、ますます複雑化する社会の中にあって、今後、理工学が社会に貢献するための3つのアプローチについての重要性を、具体例をあげながら解説する。その3つのアプローチとは、 1.物事の本質を理解するための「理工学の基礎」 2.物事の本質を現実の社会貢献へ結びつける「デザイン」 3.理工学が社会へ貢献する上での「理工学と社会の融合」 であり、現行の3つの専攻(基礎理工学専攻、総合デザイン工学専攻、開放環境科学専攻)はそれらの理念を反映している。 第1項目の「理工学の基礎」おいては、複雑化する科学技術にあって、ファンダメンタルズにもどることの大切さを学ぶ。近年の最先端の科学技術のブレイクスルーや大きな産業界のイノベーションの多くが、最新の知識によるものよりも1900年代初頭の基礎学問に支えられていることがそれを物語っており、それらを例にとり具体的に解説する。 第2項目の「デザイン」とは、白いキャンバスに理工学から生まれた成果を社会の中で貢献できる形にデザインするということである。ここでは、機能デバイス等の「ものつくり」、システム工学、新しいネットワーク構築など、理工学の基礎から生まれた研究成果を、実社会で有用な形にもっていくための具体的なプロセスを学ぶ。そのために必要な、知的所有権の確保、ライセンス等の重要性についても解説する。 第3項目の「理工学と社会の融合」では、理工学がより社会にコミットするアプローチを学ぶ。これは、従来のいわゆる理工学の知識に閉じるのではなく、理工学をベースにした新しいマネジメントの展開、アントレプレナー、ベンチャーキャピタル等の現状と将来を、専門家をお呼びしながら解説する。 本授業は、以上述べた項目に沿って、数人の教員ならびに専門家により進められる。多くの学生にとって、今後の自分たちの将来を見据える良い機会となることを期待している。 |
| 授業を 受けた時期 |
- |
| 評価 |
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(2017/07/08) [2584819]

